バンドリハーサル

本日の練習曲も同じラインナップです。

  1. Settle Down
  2. Leaving On The Jetplane
  3. Puff
  4. Monday Morning
  5. Freight Train
  6. Lemon Tree
  7. Hangman
  8. Early Morning Rain
  9. Man Come Into Egypt
  10. Tell It On The Mountain
  11. Don’t Laugh At Me
  12. Ballad Of Springhill
  13. Sorrow
  14. Rising Of The Moon
  15. Old Cort
  16. Well Well Well
  17. If I Were Free
  18. And When I Die
  19. Sometime Lovin’
  20. The Good Times We Had
  21. The Cokoo
  22. Jane Jane
  23. There But For Fortune
  24. SanFrancisco Bay Blues

ギターのテクニックで「難しい」「かなり難しい」「最高に難しい」というように分類したら何がどこに該当するのでしょうか?

 

PP&Mのコピーをする上で欠かせない「耳コピ」はどのようにすればできるのでしょうか?

 

何回かにわたってその辺について書いてみます。

 

PP&Mのギターテクニックの大半は「かなり難しい」に分類されるべきものなのですが、頑張れば手が届くところにあります。

 

そのためには音源を何回、何十回、何百回も聞いて自分の耳でしっかり受け止めて、自分の手で実際に弾いてみる、歌ってみる必要があります。PP&Mのコピー、カバー、どちらもここがスタートラインです。最低限、音がとれて一人前です。

 

頑張ってコピーしたら次は「何百回弾いても正確に同じように弾ける」事を目指します。

 

ピーターとポールの2台のギターとディックのベース音が「その音があるべき場所」できっちり鳴っていなくてはいけません。コーラスの音も含めて、すべての音が1ミリたりともズレてはなりません。いいえ0.5ミリでもダメです。音の高低、音の長さ、強さ、タイミング、X軸Y軸Z軸、もうひとつ感情の軸まで揃えないとイケマセン。

 

これが「最高にムズカシイ」ところです。

 

とりあえずギターも歌も「音を取れた」のでやってみよう、と3人で合わせてみてもPP&Mのようには響かないのです。

 

楽譜的に見て、やってることは間違ってないのにナゼ?とPP&Mのコピー、カバーを試みた人なら誰しも感じたことがあるはずです。最後の1ミリ、0.5ミリのツメがどうしてもツメきれないところがPP&Mのコピーの深~いところです。

 

曲によってはピアノの白鍵と黒鍵の間の音で歌うんですよ。


曲によってはマットウなギター弾きなら絶対にやりたくない右手の指使いをするんですよ。


曲によっては3拍子の曲を4拍の刻みで弾くんですよ。


和音にない音でハモるなんて当たり前なんですよ。

 

この部分を読んで「はは~ん、あの曲ね~」と見当がついた人はなかなかのツワモノ。一曲終わると頭の中で次の曲が聞こえてきちゃう「オビョーキ」が重い人ですね。

ピーター奥田記